男性看護師が女性の職場に馴染むことは難しいです。そこで女性の職場の特徴を、最初に理解しておくと人間関係で無駄に悩まなくてよくなります。僕が今まで経験したことから、最初に知っておきたかった3つのルールを男性看護師の視点で説明します。
女性が大多数を占めるチームを男性看護師が取りまとめるのは無理です。 僕は10年以上、看護師長を務めていますが、女性が相談に来るときは、もうすでにストーリーは決まっています。そして反対すると「 大多数を敵に回すことになります」。戦略が決まってから僕を味方につけにくるということです。
僕も女性の職場の特徴を最初に分かっておけば、立ち振る舞い方を間違えて、コテンパンにやられることや、仲間はずれにされて寂しい気持ちになることはなかったかもしれません。
リーダーシップを取ることに自信がある方には、必要ないかもしれませんが、特に僕のような空気を読むのがあまり得意ではない方は、先に知っておくと気持ちが楽になると思います。
女性の敵は女性
女性は危険を察知すると男性看護師の肩を持ってくれることはありません。
女性は男性の比べ危険を察知する能力が高いと言われています。
僕が女性チームで働いていたとします。
女性の職場では、強い上司や先輩の所在や言動によって、毎日の雰囲気が変わります。昨日は優しくて良好なコミュニケーションを取れていたのに、よそよそしくそっけない。避けられる。このような場合は「いもけんさんと関わると危険」ということを察知していることが多いようです。
当初、何が起きているのか、さっぱり分かりませんでした。僕にリードされたり、何かを先に決められたくないときに、他のスタッフを巻き込みブレーキが掛かります。これは上役になるほど多くなります。
フタッフが僕に近づかなくなる理由は「働きにくくなるからです」それほど女性のリーダーは強いということです。医師も丸め込まれていることもあるので尚更ではありません。
ただし、危険を察知していなときは、もとの関係に戻るので気にしないようにしましょう。
女性の職場で男性中心の人間関係は作れない
管理職の役割は、人間関係を作ることであるとよく言われます。しかし女性の職場では、管理職になったとしても男性看護師が女性スタッフをリードしていくのは無理です。「女性は一人ひとりが派閥だ」と言われるほど、その時々で交友関係は変化します。男性からみると「正直、仲がが良いのか、悪いのか分かりません」。それほどスピーディーに人間関係が移り変わっていくということです。
同僚の女性看護師が言っていました。「女性は自分中心にストーリーを作っている」。僕が看護師さんに吊るし上げられたときに「女性は子宮でものを考えるものよ」というのが前の看護師長のアドバイスでした。その時は分からなかったけどジワジワと分かってきます。
要するに、職場の人間関係に支障がない立場でいることが、男性看護師のとして良い人間関係となります。管理職になっても、これは変わることはないと思って間違いありません。
寂しい感じになるが気にしなくて良い
女性は自分たちのストーリーで生きているため、不都合だと仲間はずれにされたような感じになります。口を利いてくれなくなることなんか、日常茶飯事です。
聞こえるように、悪口を言われているようなこともよくあります。
生まれてこの方、その世界に生きている、女性の策略に立ち向かおうとしても、勝ち目はありません。
なんだか仲間に入れない感じがして、そのたびに寂しい感じがしますが、仕事と割り切ることが大事です。
家に帰ってまで人の噂や策略に付き合っても、病んでしまうだけです。逆に付き合わなければいいと思えば楽になります。
女性は巧みですから、女性ばかりの人間関係に困って男性看護師が必要なときには仲良くしてくれますから心配はありません。
まとめ
女性には女性のものさしがあり、よく考えて行動しないと失敗するということです。
しかしよく考えてもわかりにくいのが、自分以外の人間関係です。
女性と同じように振る舞うより、いつも機嫌よくコツコツ仕事をすることが、男性看護師が人間関係を良好に保つには大切ですね。
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